或る金持ち客【怖い話・短編】3-3
(ブツブツ言う内容に成功の秘訣?「或る金持ち客【怖い話・短編】3-2」の続き。)
中年男は、閉店時間まで居座った。会計は、3万円程。
閉店後、控室で先輩に「ブツブツ言う変なお客さんでしたね」と言う。先輩はEさんに、男について知っていることを説明する、「あの人。週一くらいで平日夕方に来るよ。いつも3万円くらいは注文する。この前、ブツブツ言う内容を聞いたんだけどね、『わたくしに2億円をもたらせた数字と出会ったのは、2億円をもたらせた日とすべきではなくて』なんてよ。金持ちなんだろうね」と。
それを聞いたEさん。ブツブツ言う数字を聞いて、宝くじを買ってみようかとも思ったのだった。
以上「或る金持ち客【怖い話・短編】」。
※本ブログの記事は全て著作権によって保護されておりますことへのご理解をお願い申し上げます。

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中年男は、閉店時間まで居座った。会計は、3万円程。
閉店後、控室で先輩に「ブツブツ言う変なお客さんでしたね」と言う。先輩はEさんに、男について知っていることを説明する、「あの人。週一くらいで平日夕方に来るよ。いつも3万円くらいは注文する。この前、ブツブツ言う内容を聞いたんだけどね、『わたくしに2億円をもたらせた数字と出会ったのは、2億円をもたらせた日とすべきではなくて』なんてよ。金持ちなんだろうね」と。
それを聞いたEさん。ブツブツ言う数字を聞いて、宝くじを買ってみようかとも思ったのだった。
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