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4-1序|何度もあたるスクラッチ【笑える?怖い話・短編】

(本話の分量は、文庫本換算2P程です。)



俺(米津秀行・27歳)は、小説家を目指しながら家庭教師で生計を立てている。

小説を書く時間をたくさん欲しいものの、家庭教師の時間を削ったなら生計を立てられない。小説で貯金を作れると信じて生きてきたし、貧乏もまた一興と思っていた。でも、それは20代前半のことだ。20代後半の今、貯金がないことがひどくコンプレックスに思いはじめた。と言っても、家庭教師を生涯の生業と考えていない俺には、仕事内容のステップアップや仕事量増加はしのびない。

今は帰宅の途中。どっちつかずのもどかしさを感じつつ、電車定期区間に有る市街地の駅で降りて、改札を抜けて、隣接する大型商業施設の入口をくぐった。そこに、宝くじ売り場が有った。

俺にとって、宝くじは、2か月に1度程の頻度で気まぐれに購入するようなもの。今日をその気まぐれの日と決めた。


4-2頼るはくじ|何度もあたるスクラッチ【笑える?怖い話・短編】



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