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Fox Story

怪奇話・怪談・怖い話等

  1. 未確認生物を目撃?東京【体験談】

    未確認生物を目撃?東京【体験談】

    (本話の分量は、文庫本換算2P程です。)コンサルタント会社を経営するDさん。会社も軌道に乗ってきた現在、自宅として、東京都内にマンションを購入した。東京湾の入り江のような箇所の畔に位置するマンションの33階。ベランダからの眺めは、視界手前には東京湾、視界奥には向こう岸に林立する高層ビル群。夕方はビル群に沈む夕日が綺麗だし、夜は煌めくビル灯りが綺麗だ。自身の部屋に満足しているDさんだったが、或る日に、奇妙な...

  2. 4-4同マンション住民の証言|未確認生物を目撃?東京【体験談】

    4-4同マンション住民の証言|未確認生物を目撃?東京【体験談】

    (他ページへは4-1|4-2|4-3|4-4)Dさんは、その後も時々、透明の玉が浮遊しているのを目撃した。それから、Dさんは、エレベーターや玄関ホール等でマンション住民に会った時には、「シャボン玉のようなものが飛んでいないか」と尋ねるようになった。十人くらいに尋ねた辺りから、一つの傾向に気づいた。高層階ほど目撃例が多いこと、20台後半の階を下回ると目撃例が無いことだ。違うマンションでの目撃例はどうなんだろう?Dさん...

  3. 4-3近づいてみる…|未確認生物を目撃?東京【体験談】

    4-3近づいてみる…|未確認生物を目撃?東京【体験談】

    (他ページへは4-1|4-2|4-3|4-4)不気味だとは思いつつ、好奇心も有った。近くで透明の玉を見ようと、ベランダ窓を開けて、進み出た。脚を踏み出したその時、透明の玉はDさんを察知したように、さっと宙へ舞い上がる。Dさんは、透明の玉が舞い上がる瞬間に一瞬しぼんだのを見たため、ジェットのような要領で飛び立ったのかもしれないと分析した。Dさんは、警戒心よりも好奇心が勝り出した。「4-4同マンション住民の証言|未確認生...

  4. 4-2大空を漂うもの|未確認生物を目撃?東京【体験談】

    4-2大空を漂うもの|未確認生物を目撃?東京【体験談】

    (他ページへは4-1|4-2|4-3|4-4)その日は休日。Dさんは、ベランダ窓の前に立って景色を眺めていた。晴れた日の朝。高層ビルからの眺めは、まさに青空のただ中に立っているよう。今日、出前を頼んで、映画を見て、マンションから出るつもりは無い。景色を眺めていたその時。幅30cm程のシャボン玉のような透明の玉が一つ、向かって右の方からフワフワユラユラとゆっくり浮遊して来た。Dさんは、近隣の部屋でシャボン玉遊びをしてい...

  5. 4-1序|未確認生物を目撃?東京【体験談】

    4-1序|未確認生物を目撃?東京【体験談】

    (本話の分量は、文庫本換算2P程です。)コンサルタント会社を経営するDさん。会社も軌道に乗ってきた現在、自宅として、東京都内にマンションを購入した。東京湾の入り江のような箇所の畔に位置するマンションの33階。ベランダからの眺めは、視界手前には東京湾、視界奥には向こう岸に林立する高層ビル群。夕方はビル群に沈む夕日が綺麗だし、夜は煌めくビル灯りが綺麗だ。自身の部屋に満足しているDさんだったが、或る日に、奇妙な...

  6. 或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (本話の分量は、文庫本換算2ページ程です。)その日、俺(警備員・24歳・本業は大学生)は、或る建設現場にヘルプで入った。緊急のことだったので朝礼には出ていないし、初めて入った現場なので、不慣れなことも多かった。それでも、与えられた仕事をこなしていると、要領を掴んでいった。今は、休憩時間。休憩室に居合わせたで職工さんたちと談笑をしている。たばこをふかしながら、天気がどうのとか、どこのラーメンが不味かっただ...

  7. 4-4自ら出禁|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    4-4自ら出禁|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (他ページは4-1|4-2|4-3|4-4)へ。警備リーダーはまだ何かしゃべっているものの、俺の耳にはもう意味を成しては入ってこない。警備リーダーの表情だ口調だに合わせて、適当に愛想笑いした。愛想笑いをしつつ、俺は頭を切り替えた。残りの勤務時間は、ひたすら所長に出くわさないよう気を付けようと。結局その日の勤務では、所長を遠目に見ることは有っても、接近することは無かった。退勤時も気を抜かずに、通路の角毎にそうっと...

  8. 4-3やっちまった!努力裏目|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    4-3やっちまった!努力裏目|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (他ページは4-1|4-2|4-3|4-4)へ。その後の休憩時間。俺は、休憩室へ向かって歩いていた。クレーン車の停車する広場を横切って、隣接する狭い通路の入口へ。丁度、通路からは先程の七分刈り中年男がゆっくりと出て来た。俺は入口で立ち止まって中年男を通した。挨拶すると「おっす」と返してきた。男の後に何人もの人が続いていたので、しばらく立って待っていた。何となく中年男を目で追う。中年男はクレーン車の横に立つ。クレ...

  9. 4-2馴染みたい!或る作戦に|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    4-2馴染みたい!或る作戦に|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (他ページは4-1|4-2|4-3|4-4)へ。持ち場である工事現場入口に立って、工事車両の誘導や歩行者への注意喚起をしていた。一時間程して昼時になる。コンビニにでも行くのだろう、職工さんたちは次々と俺の立っている出入り口を出ていく。その中で、ヘルメットを脇にかかえた七分刈りの中年男が「お疲れさん」と言いつつ、俺の前で立ち止まる。統一的な作業服を着ているので、おそらく職工ではなくて職員だ。俺が返事をすると、中年...

  10. 4-1序|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    4-1序|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (本話の分量は、文庫本換算2ページ程です。)その日、俺(警備員・24歳・本業は大学生)は、或る建設現場にヘルプで入った。緊急のことだったので朝礼には出ていないし、初めて入った現場なので、不慣れなことも多かった。それでも、与えられた仕事をこなしていると、要領を掴んでいった。今は、休憩時間。休憩室に居合わせたで職工さんたちと談笑をしている。たばこをふかしながら、天気がどうのとか、どこのラーメンが不味かっただ...