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Fox Story

怪奇話・怪談・怖い話等

  1. 5-1序|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    5-1序|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    (本話の分量は文庫本換算2ページ程です。)俺(22歳・男)は、この春から社会人デビューをした。それに伴い、都内の或るアパートにて一人暮らしをはじめた。古いアパートだが、5階建てで部屋の数は多く、エレベーターも設置されている。全階ふきっさらしの廊下だが、その一か所で、エレベーターは上下階をつなぐ。4階に暮らす俺は、出勤時の朝も帰宅時の夜も、エレベーターをよく利用する。そんなエレベーターについて、深夜のみに起...

  2. 5-2深夜のみ発生?動作不良|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    5-2深夜のみ発生?動作不良|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    (他ページは5-1|5-2|5-3|5-4|5-5)今は深夜。アパートの敷地に足を踏み入れて、エレベーターへと向かっている。明日が休みということもあって、仕事の遅れを取り戻すために残業をしての帰宅だ。正面に、エレベーターが見えて来た。やはりだ。エレベーターは、俺を迎えるように1階に到着して扉は開いている。俺は、そのままエレベーターに乗って、4階を押す。重い機械音とともに扉は閉じて、上昇。やがて4階に到着…。やはりだ。...

  3. 5-3動作不良解決方法は…|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    5-3動作不良解決方法は…|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    (他ページは5-1|5-2|5-3|5-4|5-5)違う日。俺はまた、残業のため、深夜に帰宅した。アパートの敷地前では、翌日に回収されるゴミを出している中年男がいた。俺はその中年男に適当に挨拶をして通り過ぎて、アパートの敷地に足を踏み入れる。歩いているとエレベーターが目に入る。やはり1階に到着しており、扉は開いている。俺がエレベーターに乗って4階を押した時、ゴミを出し終えた中年男は「すいません」と言いつつ駆け込んで...

  4. 5-4俺も試す…|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    5-4俺も試す…|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    (他ページは5-1|5-2|5-3|5-4|5-5)その日から俺はエレベーターに対して怪奇的恐怖を覚えて階段を使用していたが、本日、残業をして深夜に帰宅した。アパートの敷地に足を踏み入れた時、エレベーターはちょうど1階に到着して口を開けたのが見えた。いつものように階段にしようか?その一方で、深夜に帰宅したのは一つの機会とも思い、中年男に言われたことを試してみようかとも思った?迷った俺だが、エレベーターに乗った。4階...

  5. 5-5怪奇現象?の正体は|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    5-5怪奇現象?の正体は|エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    (他ページは5-1|5-2|5-3|5-4|5-5)その後。何か月か経つ。庭やエレベーター等、アパート住民と偶然会った時に、深夜のエレベーターの話をしてみた。みなさん先輩住民に教わったことで、毅然と対応するらしい。今のところ実害も無いそうである。中には、何かの怨念でも彷徨っているのかと、心霊現象の基になるような事件事故等を調べた住民もいた。アパートの施行段階、エレベーター関連、敷地周辺、調べる限り何も無いそうだ。...

  6. エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    エレベーターで叫べ【怖い話・短編】

    (本話の分量は文庫本換算2ページ程です。)俺(22歳・男)は、この春から社会人デビューをした。それに伴い、都内の或るアパートにて一人暮らしをはじめた。古いアパートだが、5階建てで部屋の数は多く、エレベーターも設置されている。全階ふきっさらしの廊下だが、その一か所で、エレベーターは上下階をつなぐ。4階に暮らす俺は、出勤時の朝も帰宅時の夜も、エレベーターをよく利用する。そんなエレベーターについて、深夜のみに起...

  7. 4-1序|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    4-1序|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (本話の分量は、文庫本換算2ページ程です。)その日、俺(警備員・24歳・本業は大学生)は、或る建設現場にヘルプで入った。緊急のことだったので朝礼には出ていないし、初めて入った現場なので、不慣れなことも多かった。それでも、与えられた仕事をこなしていると、要領を掴んでいった。今は、休憩時間。休憩室に居合わせたで職工さんたちと談笑をしている。たばこをふかしながら、天気がどうのとか、どこのラーメンが不味かっただ...

  8. 4-2馴染みたい!或る作戦に|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    4-2馴染みたい!或る作戦に|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (他ページは4-1|4-2|4-3|4-4)へ。持ち場である工事現場入口に立って、工事車両の誘導や歩行者への注意喚起をしていた。一時間程して昼時になる。コンビニにでも行くのだろう、職工さんたちは次々と俺の立っている出入り口を出ていく。その中で、ヘルメットを脇にかかえた七分刈りの中年男が「お疲れさん」と言いつつ、俺の前で立ち止まる。統一的な作業服を着ているので、おそらく職工ではなくて職員だ。俺が返事をすると、中年...

  9. 4-3やっちまった!努力裏目|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    4-3やっちまった!努力裏目|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (他ページは4-1|4-2|4-3|4-4)へ。その後の休憩時間。俺は、休憩室へ向かって歩いていた。クレーン車の停車する広場を横切って、隣接する狭い通路の入口へ。丁度、通路からは先程の七分刈り中年男がゆっくりと出て来た。俺は入口で立ち止まって中年男を通した。挨拶すると「おっす」と返してきた。男の後に何人もの人が続いていたので、しばらく立って待っていた。何となく中年男を目で追う。中年男はクレーン車の横に立つ。クレ...

  10. 4-4自ら出禁|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    4-4自ら出禁|或る警備員の重大ミス【怖い話・短編】

    (他ページは4-1|4-2|4-3|4-4)へ。警備リーダーはまだ何かしゃべっているものの、俺の耳にはもう意味を成しては入ってこない。警備リーダーの表情だ口調だに合わせて、適当に愛想笑いした。愛想笑いをしつつ、俺は頭を切り替えた。残りの勤務時間は、ひたすら所長に出くわさないよう気を付けようと。結局その日の勤務では、所長を遠目に見ることは有っても、接近することは無かった。退勤時も気を抜かずに、通路の角毎にそうっと...